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TFBS Bioscienceと豪Adara Bio、AAV遺伝子治療開発に向けた ウイルスベクター製造で業務提携

2026-07-17

TFBS Bioscience, Inc.(本社所在地:台湾新北市、以下「TFBS」)と、Adara Bio Pty Ltd(本社所在地:オーストラリア、以下「Adara Bio」)は、台湾にて開催されたBIO Asia-Taiwan 2026において、アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクター製造に関する業務提携を発表しました。

 

本パートナーシップのもと、遺伝性網膜疾患(IRD)治療薬の開発に注力するバイオテクノロジー企業であるAdara Bioと、ウイルスベクターに特化したCDMOであるTFBSは、両者の持つ専門知識と経験を活用し、Adara Bioのパイプラインの前臨床および将来の臨床開発を推進します。

 

Adara Bioは、オーストラリア眼科研究センター(CERA:Centre for Eye Research Australia)からスピンアウトした企業であり、革新的な遺伝子治療技術であるRNA塩基編集プラットフォームを活用し、IRDの治療薬開発に取り組んでいます。同社のもつ技術により最適化されたAAVベクターを使用することで、Adara Bioは独自の治療用カーゴ(標的遺伝子)を標的細胞へと高精度に届け、遺伝的欠陥に起因するIRDの治療を目指します。なお、Adara Bioの研究は、オーストラリア・メルボルンにあるCERA研究所内の遺伝子工学研究ユニットによって実施される予定です。

 

遺伝子治療は、IRDに対処するための最も有望なアプローチの一つとして国際的に広く認識されており、Adara Bioの遺伝子治療プラットフォームは、極めて高いアンメットメディカルニーズに応え、現在有効な治療選択肢がないIRD患者に新たな希望をもたらす可能性があります。

 

TFBSは、ウイルスベクター製造に特化したCDMOであり、バイオ医薬品全般を対象とする受託試験のCROサービスも提供する企業でもあることから、細胞・遺伝子治療、ワクチン、およびバイオ医薬品に関する開発、製造、試験の一貫したサービスを提供しています。同社の包括的なケイパビリティは、研究開発、プロセス開発、GMP製造、安全性試験、前臨床開発、および臨床試験における検体分析にまで及びます。このワンストップ型のプラットフォームを提供することで、TFBSはバイオ医薬品の開発を効率化し、高い品質基準を維持しながら、開発期間とコストの削減し、製法・分析法開発から臨床開発への移行の加速を支援しています。

 

TFBS Bioscienceの会長兼最高経営責任者(CEO)であるTatung Yuan博士は、次のように述べています。

「Adara社と提携できることを大変嬉しく思います。TFBSの高度な遺伝子治療の製造・開発ケイパビリティと製造キャパシティを活用し、革新的な治療法となる可能性を秘めたこの開発を支援し、世界中の患者さんに貢献できるよう、臨床応用への道を加速させていきます。」

 

また、Adara Bioの会長であるJitto Arulampalam氏は、次のように述べています。

「Adara Bioは、独自の遺伝子治療プラットフォームを活用し、遺伝性網膜疾患を患う患者の視力回復に貢献できることを楽しみにしています。プロフェッショナルなCDMOであるTFBS Bioscienceと提携できたことを嬉しく思うとともに、このコラボレーションが当社の遺伝子治療製品の商業化を加速させ、患者により早く有意義なベネフィットを届ける一助になると確信しています。」

 

本提携は、Adara Bioの革新的なAAV遺伝子治療における専門知識と、TFBS Bioscienceのウイルスベクター開発およびGMP製造における豊富な経験を融合するものである。このパートナーシップを通じて、両社は治療薬の開発を進め、臨床試験への移行を加速させ、最終的には患者の治療選択肢を広げることを目指します。

 

 

写真左から: Robert Fergusson氏(オーストラリア台北事務所)、Jitto Arulampalam(Adara Bio 会長)、Tatung Yuan(TFBS Bioscience 会長兼最高経営責任者)、Michael Huang氏(BPIPO/台湾経済部生技医薬産業発展推動小組)

 

TFBS Bioscience Inc.について

TFBS Bioscience Inc.(TFBS)は、台湾の政府系研究機関である生物技術開発センター(DCB)からスピンオフし、生物学的試験を提供する台湾初の受託研究機関(CRO)として2016年に設立されました。同社は、台湾初となるウイルス製剤のGMP/GCTP製造施設を擁し、研究開発から商用製造にいたる受託開発製造(CDMO)サービスを包括的に提供しています。これまで数々の規制当局への承認申請を成功させてきた確かな実績をもち、最先端の施設・機器とウイルス製造・品質管理における高度な専門知識を強みとしています。アデノ随伴ウイルス、レンチウイルス、レトロウイルスをはじめとする各種ウイルスベクターを活用した、遺伝子治療薬や細胞治療薬などの再生医療等製品開発において、お客様のニーズに合わせたワンストップソリューションを提供しています。詳細については、www.tfbsbio.comをご覧ください。

 

Adara Bio Pty Ltd.について

Adara Bio Pty Ltd.は、台湾のMedigen Biotechnology Corp.(基亞生物科技)のオーストラリア子会社であるMedicVision AI Limitedと、Centre for Eye Research Australia(CERA)との合弁会社として、2026年にオーストラリアで設立されました。同社は、革新的な遺伝子治療技術である「RNA塩基編集プラットフォーム」を応用し、遺伝性網膜疾患の治療製品の開発を行っています。

 

Centre for Eye Research Australiaについて

Centre for Eye Research Australia(CERA)は、メルボルン大学およびロイヤル・ビクトリア眼科耳鼻科病院に併設された独立系医学研究所です。CERAは眼科研究における世界的権威であり、眼疾患のより良い治療法と迅速な診断を実現し、視力喪失を予防し、最終的には視力を回復させる治療法を見出すことを目指します。

 

本件に関するお問い合わせ先:

TFBS Bioscience, Inc.

事業開発部長 満尾 裕

Email: service@tfbsbio.com

Adara Bio Pty Ltd

Email: hello@adarabio.com

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